茨城との県境、いわきの南端の地、「勿来」・・・この名前の由来とは、
当時、北に住む蝦夷の人々による侵略を恐れ、ここから南には来ないでほしいという願望がこの地名の由来といわれています。
この勿来にあります「勿来切り通し」は、1,600年代、
当時の常陸の国神岡宿(現在は茨城県)と陸奥の国(現在の福島県)を最短距離で結ぶ経路として活躍しました。
当時、山々に遮られた人や馬の交通を改善しようと当時の最新技術を使って山を切り抜いて造られた路でした。
参勤交代や徳川光圀、吉田松陰、伊能忠敬などもここを通ったといわれています。
江戸時代の正式な路といわれ、現在は、トンネルのちょうど上にあたります。
訪れると、静けさと、山の上から見ます海の色に感動を覚えますよ。(写真を見てください。)
今も昔の姿が色濃く残り、県立公園に指定されていることもあり、自然が保護されて美しいです。
ここに語り継がれる物語があるのではないでしょうか。
浪漫を感じますね。
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