2009年1月18日日曜日

いわき・第53回風の祭りに参加・・・Part1

               短歌絶叫の「福島泰樹」さんです。
        絵本作家の沢田としきさんが、以前の風の祭りの公演時、
             即興的に描いた巨大なものです。
              これも即興的に描いたもののようです。
              伝説的なロックバンド「頭脳警察」のドラマー
             石塚俊明さんのドラムと本人です。
          ドラムだけを撮るつもりでカメラで撮っていましたら、
             本人が映ってしまいました。
                公演のパンフレットです。
                 風の祭り通信Vol20です。

                 三沢市寺山修司記念館の風景です。
   裏に2009年のテラヤマワールドの日程がかかれています。
             様々な寺山さんのことが企画されています。


     福島さんの第25冊目の歌集です。(昨年12月に出ました。)
     福島さんの絶叫コンサートで
     音楽に今回はクラシックのピアノ曲からになっていました。

           前回の時サインしていただいた、
           中原中也のことについて書かれた本とCDです。



昨17日夜、いわき市内郷コミュニティセンターで
「第53回風の祭り」が公演され参加しました。
いつもは、30名~50名とこじんまりした公演ですが、
今回はワークショップなどの好企画もあり、
100名を超す人々が、
昔、炭鉱の町として有名な内郷に集まり、
熱気のこもった濃密な2時間半の時間を過ごせました。
Ⅰ部:ワークショップとして

  ことばの宇宙 増殖する修司
  「鳥よりも高く飛ぶ「私」」
  いしいみちこさんの演出による13名の公募による寺山ワールドを創る会
  福士正一さん(舞踏家)
  石塚俊明さん(ドラム・パーカッション)・・・元、「頭脳警察」
  永畑雅人さん(ピアノ)

によって、
福士さんの舞踏・石塚さん・永畑さんの音楽・寺山ワールドの13名の皆さんによる
寺山さんの短歌による演劇と言葉による回想。
寺山さんの思考が、ことば・音楽・舞踏・演劇が融合されて、
次の世代につながるものを感じ取ることが出来ました。
特に若い方が参加されて、力いっぱい演じていたのが印象的でした。
Ⅱ部:「風の祭り」定番の福島さんの
    「短歌絶叫コンサート」でした。
1)岸上大作・・・1960年安保闘争、挫折の後、
          21歳で自殺しました歌人を歌いました。

2)寺山修司さんを回想・・・・寺山さんの歌を歌う。

3)長沢延子
   (昭和7年2月11日生まれ~昭和24年6月1日亡くなる)・・・17歳、詩人

  本は1968年出版。
  福島さんは、

 1~2年前に長沢さんの本を読みまして非常に感動し、

 50の歌を作ったそうです。

 それを今回歌いました。

 いのしし君は、41年前、長沢さんの本を数回読み感動していましたので、

 40年ぶりで、その名を聞いたときはビックリしました。
 公演終了後、サインをいただきながら、うろ覚えの本の題名をいいましたら、
 正確な題名でした。憶えていたのですね。・・・「友よ、私が死んだからとて」

 本棚から探すのに時間がかかるだろうと思って探しましたら、憶えているのですね、
 すぐ探せましたので・・・・Part2で紹介します。

4)寺山修司 「田園に死す」・・・同名の映画も有名ですが、
  今日は歌集を歌いました。
 
  福士さんも登場。パフォーマンスが良かったですし、

  石塚さん(元、頭脳警察)のドラムが特によかった。
  感動した演奏でした。
5)福島さんの最近出た25冊目の歌集より、
  亡くなった2人の方を歌った歌より、
  
  ①手製のオカリナを歌った歌。
  ②ブルース奏者松井辰一郎さんを歌った歌。
6)寺山修司さんにささげる歌
 ボクシングのファイティング原田(元世界チャンピョン)に捧げた寺山さんの歌。
 原田さんより、福島さんが書きとった歌だそうです。
 三上寛さんがよく歌っています。
 それを今日は、
 福島さんがボクシングのパフォーマンスとともに絶叫しました。
 寺山さんの生涯のテーマとは、
 「人生・人生」ではなかったかと!!

 いのしし君も同感ですね。
7)中原中也(福島さんは、中原中也の本も出しています。)の「別離」
 「 さよなら、さよなら!
  いろいろお世話になりました。
  いろいろお世話になりましたねえ
  いろいろお世話になりました。」(中原中也詩集・・・岩波文庫より)

 以下長く続きます。
 いつ読んでもいい詩ですね。
福島さんは、
この詩は、
近代日本の第1にあげたい詩と話していました。
 

8)アンコールとして、
 「ダンス」を絶叫しました。
 今回の「風の祭り」の公演は新しい挑戦もあり、
 よかったですね。
 次回が楽しみです。
新妻さん、縄文魂の皆さんありがとうございました。







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