2009年1月21日水曜日

なるほど歴史塾・・・本を作る

         「 農家年中行事」を小冊子に作り終えました。
         これを本にしていく作業を始めました。
               長谷川安道さんの原文と現代文です。
              1月のところです。
     今から約210年前の農家の1年間行事と農家の作業が
     細かく書かれています

              大國魂神社境内の茅葺の家です。

               大國魂神社境内の杉の大木です。
               夏井川でゆったり白鳥が泳いでいます。

大國魂神社で毎月1回
「なるほど歴史塾」を開催していますが、

昨年6回にわたり、 「寛政十一年農家年中行事」 長谷川安道著
を学ぶ中で、その成果としまして、やっと現代文にしました。
これを本格的な本にしようということになり、
5人の編集委員を募集し、今日が1回目の編集会議となりました。
月2回の予定で夏までには本にしようと考えています。

現代文は出来上がり、すべて、小冊子に作りましたので、
それをテキストにして、編集委員で、読み合わせながら
  1. 誤字・脱字の校正。
  2. 私達に当時のことがわかる「注」を丁寧に作る。

ということで、誤字・脱字をチェックしながら、

「注」にする項目をピックアップしました。

今日は2月終わりまで。

  • 花かつおの掛け塩
  • 蓬莱(ほうらい)
  • 元三大師
  • 鍾馗様(しょうきさま)
  • 女房に使われる(正月3日間は主婦は台所に立たない習慣)
  • 椀飯(おうはん)
  • 七草(写真も含めて)
  • 麦作春地
  • 木呪い(まじない)
  • 鳥追い
  • 十王堂
  • 農具・馬具
  • 奉公人
  • 事始め
  • 遊山・山の神・無常講・伊勢講・観音講・出銭講
  • 目かご
  • 片髪
  • 涅槃講
  • 種井
などを調べることにしました。

ただ書物で調べるだけでなく、
それらを知っています高齢者にも聞きとりをして、
いわきの生きた内容にと思っています。
また、写真などにして載せたいとも考えています。

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