2008年5月14日水曜日

いわきフォーラム'90・・・ミニミニリレー講演会

                君子蘭はきれいですね。
               長く咲き続けますね。



いわきフォーラム90・・・第288回、ミニミニリレー講演会

「暮らしに図書館を」と題し、

図書館ひとすじの、玉手 匡子先生でした。


1.新しい独立図書館をつくる市民運動の25年をふりかえって

①無料でわかってもらう為に 。
②図書館に来れば何でもわかるシステムつくり 。
③独立図書館でないとできないことがある 。

そうした総合図書館をつくるために、
「図書館研究会」→「図書館を大きくする会」へと発展させてきました。

そうした運動が、ラトブ内の「いわき総合図書館」の開館を支えました。


Ⅱ図書館のしくみ

  ①図書館の種類(設置母体別)

   どこでお金を出して建てられたかで決定されます。

  • 国会図書館、小・中・高・図書館、大学図書館、専門図書館、公的図書館

    こうした様々な図書館が、現在では、自分の図書館だけでなく、
    ネットにつながっている ので、利用の幅が広くなっていますし、
    使いやすくなっているのではないでしょうか。

  ②使いやすい図書館の条件

     駅より近い(500m~800m)。
     開架方式・・・直接見られる、触って内容が見られるシステム。
     郷土資料の充実・・・天田愚庵文庫、三猿文庫の充実など。
     使えるガイド役(職員)の充実
        =調べる利用者へのアドバイス役へとなれるかなど。

   ③図書の分類について

     いわき総合図書館・・・5F、ビジネスコーナーなどに工夫がありました。
     (今後、ボランティアなども利用して充実させたいですね。)
      →無料で利用できる商用データーベースがあります。

       (「商用データーベース利用のしおり」参照)

  • 新聞記事、出版情報、レファレンス情報、法律、企業情報、など多彩でありますので・・・

  ④資料の探し方(かなり詳しく教えていただきました。)


  • http://opac.ndl.go.jp/
    NDL-OPAC(国立国会図書館、蔵書検索、申し込みシステム)


  • http://www.ndl.go.jp/・・・国立国会図書館のホームページ


  • 無料で提供されているエンドユーザーシステムの紹介

    http://ci.nii.ac.jp/・・・・・CiNii(国立情報学研究所が提供する国内の学術論文情報を
    検索とする論文データーベース・サービスです。)

    http://webcatplus.nii.ac.jp/・・・連想検索


  ⑤レファレンスサービスについて (レファレンス事例集として)

    http://www.reference-net.jp/・・・・レファレンスクラブ=レファレンス事例集

   http://metro.tokyo.opac.jp/tml/tref/・・・事例検索
     (レファレンス事例データーベース)

以上のようなことを先生は、紹介しながら、

図書館とは、図書館の役割とは何か、などを考えさせられると

同時に

図書館教育とは

・・・小学生に対してはあなたたちの疑問の回答を

   そろえているのが図書館ですよと!

図書館とは

  • 目的を持って借りたい
  • フラーと来てたまたま見てもいいのではないかと。

また、質問の中には

  • 貸し出し中の本には、貸し出し中の札などが必要では。
  • 文芸書、ハウツウものは充実しなくてもいいのでは。
    中央図書館の役割はほかにあるのでは。
  • 大学との連携はどうするのか。
  • 筑波大学図書館・・・市民が多いことと同時に
                市民ボランティアがコーナーを持っている。
  • 団塊の人達の専門性を生かしたボランティア制度
               腕章などをつけて得意分野のお手伝いをする。

など貴重な意見も出て、活発な交流もはかれました。

このように今回の講演会で、玉手先生は、

図書館を利用することについてくわしく、

又、図書館を核として

私達の知的作業の利用の仕方、

データーベースの探し方などを

丁寧に説明していただきました。

各ホームページなどは、お気に入りに入れて活用したいですね。

先生ありがとうございました。






































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