2008年3月30日日曜日

いわき・そば打ち

               庭の「あんず」の花が咲き始めました。
               子供の成人式に植えたものです。
               毎年実がなり、食べますね。


パソコン仲間の子供さんが、今年の高校受験に合格しましたので、
そのお祝いに、上記の写真のように、「そば」を打ちました。
「会津雄国沼の郷産」の純そば粉で、
生産者は、高畑さんのそば粉です。
二八で打ちました。
きれいな「そば粉」でおいしそうでした。
「そば汁」も作り、届けました。
子供さんの将来が楽しみですね。
そもそも、地方にはさまざまな「そば」文化があります。
なぜなら、
「そば」はもともと飢饉対策として、
重視された食べ物でした。
「そば」は、七月下旬から八月上旬に植えますと、
10月下旬には収穫が出来るからです。
飢饉対策のたべもの「そば」は、江戸の活発な成長に合わせて、
「ファストフード」として人気が出て、
それが、
江戸の粋(いき)として、
江戸文化として栄えました。
1860年(万延元年)・・・幕末には、100万都市江戸には、
約3,700店のそば屋さんが開業していたそうです。
現在1200万都市東京には、5,000店ですから、
いかに江戸にはたくさんあったのかですね。
一説には、当時江戸には奇病がはやっていたと。
すなわち今で言う脚気のことでした。
白米を多食した江戸特有の病気でした。
しかし、
「そば」を食べると治った。
そばにはビタミンB1が、玄米と同じくらい入っているそうです。
江戸の庶民は、無意識のうちのわかっていたのではないでしょうか。
また、「そば」だけに含まれる「ルチン」という成分が、
注目を集めていることは皆さんもご存じのことと思います。
暖かくなってきましたので、
運動にもなり、栄養満点でもある、
「そば打ち」を始めませんか!


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