2009年2月10日火曜日

ファイナンス研究会

             大國魂神社境内の「キンカン」です。             以下、クリックして大きくして見てください。
           安達先生の丁寧な今日のレジメです。











               アメリカの株式の上昇と
         日本のバブルからの下落がわかる資料です。

今日は暖かい日になりました。
今月のファイナンス研究会の例会でした。
「リスク資産と安全資産 Ⅱ」

講師は金融広報委員会の安達正紀先生でした。

上記レジメのように、
現在の世界経済のエンジン、アメリカが、サブプライムローンによって崩壊し、
世界経済の大転換期に入りました状況を丁寧に説明してくれています。
  1. はじめに

    ①資産の運用と景気の読み方について
      ・・・私達にとっての大事な経済の見方を書いています。

    ②景気拡大と景気後退について

    ●世界の株価のピークのリード役(ここ30年について)

     ●過去の日本での景気変動

     ●米国住宅関連指標・・・アメリカ人の「夢」は家を持つことだと。
      (その為、どの大統領も住宅政策を大事にしました。)
  2. 安全資産

    ①預貯金について

    ②債券について

    債券の値段はなぜ変わるのかに焦点を当てました。
  3. リスク資産

    ①株式

    ②投資信託

などをここ30年の歴史を振り返りながら解説していただきました。

結論としましては、いのしし君は、

資産運用には、

積極運用・消極運用があるけれども、

すべてに共通するものはない。

景気の見方により運用方法は変わると。



景気拡大期には積極運用を。後退期には消極的運用。

ここ10年来の日本のデフレ時代の「預貯金の方法」は間違いではなかった。

政府の御先棒の「貯蓄」から「投資」への方は、

この1年で、だいぶ痛手を被ったと思われます。

今や政府も言いませんもの。「貯蓄から投資とは」

「貯蓄から投資」の通じたのは、

アメリカが1990年ころからサブプライムローンが表面化するまでの

15年の間に株式が5倍くらいになったから・・・・・

日本でもそれに習おうという政策だったようですが、

日本ではバブル1990年ごろから今や4分の1の時代。

状況が違います。

日本の偉い方のやり方はいつもこのようにして、

私達国民を結局のところ、だまそうとしているのですね。

法科大学院の問題でも同じものまねの結果です。

裁判員制度でも同じ轍を踏まないといいですが・・・・・

ここ30年の経済の状況を見てみますと

10年単位で「バブル」と「危機」を繰り返しています。

私達がもう一度学ばなければいけない時ですし、

大転換期ですので、

日本の生き方として何をしなければいけないのか。

人口減少社会ですので、内需拡大は望めません。

輸出主導の経済を続けざるを得ないのではないでしょうか。

そして、低成長社会・横ばい社会が続くでしょう。

こうした中で、

私たちが考えなければならないことは、

自分達で、ライフプランつくり・資産運用

を勉強していくことだと考えています。

安達先生、

簡潔にまとめていただいてわかりやすく現状を認識できました。

ありがとうございました。







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