フキは食べることもできます。
庭の「たちばまもどき」の実がなっています。
クリックして大きくして見てください。
以下は、 中山先生のレジメ4枚です。
「いわきの城館」Part2 ・・・出土遺跡から見た食生活
講師は、中山 雅弘先生でした。
- 食器の考古学
①焼き物
1)東海地方(瀬戸・美濃・常滑・渥美)
2)中国(宋・元・明)
3)地元産(かわらけ・皿)
②漆器
材料がケヤキからブナに移行します。(戦国時代より)
・・・・大量生産のため。
③当時の物価(P2参照)・・・大工さんの手間第100文
現在の10,000円くらいでした。 - 米と雑穀の考古学
①発掘された田んぼ
②コメの分析
インディカ
ジャポニカ(熱帯ジャボニカ・・・・・インドネシア・タイ
・・・量は少ない、寒さに強い、肥料も少ない)
(温帯ジャポニカ・・・・中国、朝鮮、従来の日本・・・量が取れる)
③米と雑穀・・・大豆・小豆・麦・そばが出てきます。 - 生ごみの考古学
①足利将軍の宴会の食材(10代将軍の大内家へ行った時のメニュー )
25の御膳を出した記録が残っています 。
メニューは貝類が中心で肉類は少ないです)。
理由は、仏教の影響で精進料理の影響でした。
(すり鉢利用で「肉風」に加工技術が発達した。)
②地方の城館の食材 (P4参照)
かつお・くるあわび・タニシ・ハマグリ・ホッキ貝・カモ・犬・狸・いのしし・しか・
クジラ・米・麦・・・・・・
③食べ物以外の動物の利用
室町時代の甲冑などに利用されていました。
中山先生、面白いお話ありがとうございました。
考古学で「中世の人が何を食べたか」が
わかるのですね!!
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