2008年5月22日木曜日

メシアンを聴く

                  芍薬をアップしました。


                庭の芍薬です。
                台風で残りました。



10日ほどたちますが、NHK教育テレビで、メシアンを聴きました。

この日のNHK教育番組は好企画ぞろいで、
  • 夜8時より、池田満寿夫・エロスの画家・・・(5月31日よりいわき市美術館で開催)。
  • 夜9時よりN響アワーで、生誕百年メシアン。
  • 夜10時より弥生人が残した謎の木製品を現代の人間国宝3人が復元に挑む。

を放送していまして興味を持って見て、どれも感動しました。

その中でも、

「生誕百年のメシアン」は、好企画でした。

メシアンといえば20世紀を代表する作曲家で、

ブーレーズ、シュトックハウゼン、クセナキスを育てた人として有名です。

「リズムへの独自の探求と音をオブジェとしてとらえて

そこから音楽の構造のあらゆる要素を意識的に構成する

セオリーの方法化を突き進めたことが、

戦後の音楽にとっての先駆的な位置を持つ」と

秋山邦晴さんはその特徴を述べています。

ゲストとしての「加古隆」・・・ピアニストおよび現代音楽の作曲家の登場がよかった。

いのしし君は、加古隆さんが好きで20年以上CDを聴いていますので。

エピソードとして

  • なんと加古隆さんが、メシアンに5年間も教育を受けたということに。
  • 又、池辺晋一郎さん(この番組の司会者で作曲家)の
    大学で2年後輩で、身元保証人だったことに。

    面白かったです。

当日は、

  • トゥランガリラ交響曲から
  • キリストの昇天が、

    2人の指揮者で放送され、静かな感動を覚えました。

放送後、メシアンのLPを探し、3年ぶりくらいで

「世の終わりの為の4重奏曲」・・・エラート版を聴きました。
  • ピアノをメシアン自身で。
  • ヴァイオリン・・・ジャン・パスキエ
  • チェロ・・・・・・・・エティエンヌ・パスキエ
  • クラリネット・・・・アンドレ・ヴァスイエ

で古いLP(録音日は不明です。)ですが、旋律の美しさに感動します。

加古隆さんのCDは、7~8枚はあったはずでしたが、4枚だけ探せて聴きました。

  • 夜明け
  • 加古隆”海の伝説ー私”
  • いにしえの響きーパウル・クレーの絵のようにー
  • 加古隆 ポエジー

    どれもいつ聴いてもいいですが、

その中でも

「海の伝説ー私」は、特にいいですね。

メシアンを聴いた以後のいのしし君の歩みでした。

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