台風で残りました。
10日ほどたちますが、NHK教育テレビで、メシアンを聴きました。
この日のNHK教育番組は好企画ぞろいで、
- 夜8時より、池田満寿夫・エロスの画家・・・(5月31日よりいわき市美術館で開催)。
- 夜9時よりN響アワーで、生誕百年メシアン。
- 夜10時より弥生人が残した謎の木製品を現代の人間国宝3人が復元に挑む。
を放送していまして興味を持って見て、どれも感動しました。
その中でも、
「生誕百年のメシアン」は、好企画でした。
メシアンといえば20世紀を代表する作曲家で、
ブーレーズ、シュトックハウゼン、クセナキスを育てた人として有名です。
「リズムへの独自の探求と音をオブジェとしてとらえて
そこから音楽の構造のあらゆる要素を意識的に構成する
セオリーの方法化を突き進めたことが、
戦後の音楽にとっての先駆的な位置を持つ」と
秋山邦晴さんはその特徴を述べています。
ゲストとしての「加古隆」・・・ピアニストおよび現代音楽の作曲家の登場がよかった。
いのしし君は、加古隆さんが好きで20年以上CDを聴いていますので。
エピソードとして
- なんと加古隆さんが、メシアンに5年間も教育を受けたということに。
- 又、池辺晋一郎さん(この番組の司会者で作曲家)の
大学で2年後輩で、身元保証人だったことに。
面白かったです。
当日は、
- トゥランガリラ交響曲から
- キリストの昇天が、
2人の指揮者で放送され、静かな感動を覚えました。
「世の終わりの為の4重奏曲」・・・エラート版を聴きました。
- ピアノをメシアン自身で。
- ヴァイオリン・・・ジャン・パスキエ
- チェロ・・・・・・・・エティエンヌ・パスキエ
- クラリネット・・・・アンドレ・ヴァスイエ
で古いLP(録音日は不明です。)ですが、旋律の美しさに感動します。
加古隆さんのCDは、7~8枚はあったはずでしたが、4枚だけ探せて聴きました。
- 夜明け
- 加古隆”海の伝説ー私”
- いにしえの響きーパウル・クレーの絵のようにー
- 加古隆 ポエジー
どれもいつ聴いてもいいですが、
その中でも
「海の伝説ー私」は、特にいいですね。
メシアンを聴いた以後のいのしし君の歩みでした。
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