長く咲き続けますね。
いわきフォーラム90・・・第288回、ミニミニリレー講演会
「暮らしに図書館を」と題し、
図書館ひとすじの、玉手 匡子先生でした。
1.新しい独立図書館をつくる市民運動の25年をふりかえって
①無料でわかってもらう為に 。
②図書館に来れば何でもわかるシステムつくり 。
③独立図書館でないとできないことがある 。
そうした総合図書館をつくるために、
「図書館研究会」→「図書館を大きくする会」へと発展させてきました。
そうした運動が、ラトブ内の「いわき総合図書館」の開館を支えました。
Ⅱ図書館のしくみ
①図書館の種類(設置母体別)
どこでお金を出して建てられたかで決定されます。
- 国会図書館、小・中・高・図書館、大学図書館、専門図書館、公的図書館
こうした様々な図書館が、現在では、自分の図書館だけでなく、
ネットにつながっている ので、利用の幅が広くなっていますし、
使いやすくなっているのではないでしょうか。
②使いやすい図書館の条件
駅より近い(500m~800m)。
開架方式・・・直接見られる、触って内容が見られるシステム。
郷土資料の充実・・・天田愚庵文庫、三猿文庫の充実など。
使えるガイド役(職員)の充実
=調べる利用者へのアドバイス役へとなれるかなど。
③図書の分類について
いわき総合図書館・・・5F、ビジネスコーナーなどに工夫がありました。
(今後、ボランティアなども利用して充実させたいですね。)
→無料で利用できる商用データーベースがあります。
(「商用データーベース利用のしおり」参照)
- 新聞記事、出版情報、レファレンス情報、法律、企業情報、など多彩でありますので・・・
④資料の探し方(かなり詳しく教えていただきました。)
- http://opac.ndl.go.jp/
NDL-OPAC(国立国会図書館、蔵書検索、申し込みシステム) - http://www.ndl.go.jp/・・・国立国会図書館のホームページ
- 無料で提供されているエンドユーザーシステムの紹介
http://ci.nii.ac.jp/・・・・・CiNii(国立情報学研究所が提供する国内の学術論文情報を
検索とする論文データーベース・サービスです。)
http://webcatplus.nii.ac.jp/・・・連想検索
⑤レファレンスサービスについて (レファレンス事例集として)
http://www.reference-net.jp/・・・・レファレンスクラブ=レファレンス事例集
http://metro.tokyo.opac.jp/tml/tref/・・・事例検索
(レファレンス事例データーベース)
以上のようなことを先生は、紹介しながら、
図書館とは、図書館の役割とは何か、などを考えさせられると
同時に
図書館教育とは
・・・小学生に対してはあなたたちの疑問の回答を
そろえているのが図書館ですよと!
図書館とは
- 目的を持って借りたい
- フラーと来てたまたま見てもいいのではないかと。
また、質問の中には
- 貸し出し中の本には、貸し出し中の札などが必要では。
- 文芸書、ハウツウものは充実しなくてもいいのでは。
中央図書館の役割はほかにあるのでは。 - 大学との連携はどうするのか。
- 筑波大学図書館・・・市民が多いことと同時に
市民ボランティアがコーナーを持っている。 - 団塊の人達の専門性を生かしたボランティア制度
腕章などをつけて得意分野のお手伝いをする。
など貴重な意見も出て、活発な交流もはかれました。
このように今回の講演会で、玉手先生は、
図書館を利用することについてくわしく、
又、図書館を核として
私達の知的作業の利用の仕方、
データーベースの探し方などを
丁寧に説明していただきました。
各ホームページなどは、お気に入りに入れて活用したいですね。
先生ありがとうございました。
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