建物は変わりませんが入口にはためいていました
日本の国旗がなくなっていました。
温泉込みで1500円の新プランです。
かんぽの宿から見たいわきの観光スポットです。
「吉野せい」と対談しました「草柳大蔵」さん自身の本です。
先日、久しぶりに、
と10年前以上に現在の危機を予言したように書いています。
この本は参考になりました。
先日、久しぶりに、
そば仲間の友人と「かんぽの宿いわき」へ行ってきました。
入口にはためいていました日本の国旗がなくなったり、パンフレットの日本郵政公社の
入口にはためいていました日本の国旗がなくなったり、パンフレットの日本郵政公社の
文字が小さくてよく見ないととわからないくらいになったくらいで、運営やサービスは、
従来と変わらず、のんびりしたものでした。
他人事ながら、これからの競争時代、自力でやれるのでしょうか。
ただ、温泉込みの昼食付き、1500円は目玉のようでしたが・・・
いのしし君は、今年の垢落としと同時に、のんびり本を堪能しました。
どちらも数年前の本ですが、よい本でした。
草柳さんは、「吉野せいと洟をはらした神」・・・いわき再発見講座の中で、
昭和50年(1975年12月14日)福島テレビで、
吉野さん(昭和52年亡くなる)・草柳さん(平成14年亡くなる)が
対談をしたビデオを見た関係で、草柳さんを読んでみました。
「知の荒野に立たぬために」・・・ 海竜社
「知の荒野に立たぬために」・・・ 海竜社
- 際限なく欲望を膨らませてゆけば、その民族なり社会は、自己制御の方法を見失って、
ちょうど航空機が上昇姿勢のまま失速するように、
民族も社会もアナストローフ(失速破壊)に直面することがありうるのです。 - 物質的な富を人生の究極の目的にすれば破滅につながると(先哲は)異口同音に語っている。まさに異口同音に語られながら、
一度も「足るルヲ知ル」社会は
実現されなかった。
なぜか。
人それぞれが「足ルヲ知ル」で自分の欲望を自生しなくても、欲望を充足する手段がどんどん開発され、欲望に見合う資源も供給されてきたからである。 - この危機の原因は単に経済的、財政的なものだけであろうか?
政治家や財政家の腐敗と愚かしさ、経済学者の無知と幻想にも、
罪があるとしなければならないのではなかろうか?
現代生活は、国家全体の知性と道徳性を低下させたのではなかろうか。
・・・・・A・カレルより引用
と10年前以上に現在の危機を予言したように書いています。
「まなびや」の行方
・・・日高敏隆・阿部謹也対談集・・・黙出版
- おもしろくないから学問だと思っている。それは全くの間違いで、
本来おもしろいものなのです。
「学問とは何だ」というような話が今の日本では全然突き詰められていない。
本来「知ること」という意味でしょう?・・・・・
なにかを知ったことによって「ああ、そうか」と思ったときに、
実際に変わる可能性が出てくると。 - 歴史学というのは、一般的には過去を知ることだといわれています。
しかし私はそうは思いません。
歴史学というのは、
現在を知るための学問です。 - 歴史でいえば古代から始まっているんですよ。
ぼくは、
現代からさかのぼっていくような、
そういう歴史を書くべきだといっている。
すがすがしい思いで2冊の本を読みました。
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