渋沢栄一の「航西日記」よりのテキストです。
「なるほど歴史塾」では1年かけて、渋沢栄一さんを学んで、
参加者は15名でした。
先月より、
日本の資本主義を作った渋沢栄一を1年かけて勉強が始まり、
今回が2回目です。講師は、山名先生です。
「幕臣渋沢栄一とフランス」として、
渋沢栄一の「航西日記」を学び始めました。
現在の資本主義の拝金主義の行き詰まりが、
だれの目にも今回明らかになり、
来年以降には、ものすごい勢いで危機が深刻になるでしょう。
特に、損失の限度が確定できないのですから、不安が不安を呼び、
金融不安がとどめなくなるでしょう。
日本の政治も政治ですから、話にならないでしょう。
そうした時に、渋沢栄一の言葉には感動します。
「論語と算盤」・・・角川ソフィア文庫(本体705円)の中で、
「徳育があってこそ企業の公共性・社会性を
身につけることができる」
と喝破して、
「経済人の品格」を説いています。
ところが、高度に発達したといわれています高度な資本主義が
何のことはない、カネもうけの拝金主義にすぎないことが、
はっきりしてきました。
今後どうすればいいのかは、
もう一度、渋沢栄一さんの本を読めば
答えは書いてあるのではないでしょうか。
「なるほど歴史塾」では1年かけて、渋沢栄一さんを学んで、
「経済における品性」をさぐって行きたいと思います。
0 件のコメント:
コメントを投稿