2008年12月12日金曜日

なるほど歴史塾

           大國魂神社の大杉に絡まる「立花もどき」です。
              以下クリックして大きくして見てください。
          渋沢栄一の「航西日記」よりのテキストです。



 今月の「なるほど歴史塾」の例会でした。
参加者は15名でした。
先月より、
日本の資本主義を作った渋沢栄一を1年かけて勉強が始まり、
今回が2回目です。講師は、山名先生です。
「幕臣渋沢栄一とフランス」として、
渋沢栄一の「航西日記」を学び始めました
  
 現在の資本主義の拝金主義の行き詰まりが、
だれの目にも今回明らかになり、
来年以降には、ものすごい勢いで危機が深刻になるでしょう。
特に、損失の限度が確定できないのですから、不安が不安を呼び、
金融不安がとどめなくなるでしょう。
日本の政治も政治ですから、話にならないでしょう。
そうした時に、渋沢栄一の言葉には感動します。
「論語と算盤」・・・角川ソフィア文庫(本体705円)の中で、
「徳育があってこそ企業の公共性・社会性を
身につけることができる」
と喝破して、
「経済人の品格」を説いています。
 ところが、高度に発達したといわれています高度な資本主義が
何のことはない、カネもうけの拝金主義にすぎないことが、
はっきりしてきました。
今後どうすればいいのかは、
もう一度、渋沢栄一さんの本を読めば
答えは書いてあるのではないでしょうか。


「なるほど歴史塾」では1年かけて、渋沢栄一さんを学んで、
「経済における品性」をさぐって行きたいと思います。



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