2008年7月14日月曜日

いわき・賃貸住宅セミナー講演会に参加

ゴーヤーが順調に伸び、あと1週間で窓を覆うようになりそうです。
               暑さ対策に間に合いそうです。
               もちろん食べることもできます。


  
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                今までのセミナーの開催記録です。


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                多彩な内容ですね。
                次回は、10月18日(土)です。
・・・参加する場合は、「いわき土地建物」さん(26-0303)に連絡を。


7月12日、PM1:30~4:30まで長時間、

「全国賃貸住宅経営協会」主催、協賛「(株)いわき土地建物」の

第34回賃貸住宅セミナーの講演会に参加しました。

(今までの講演会は上記のように多彩です。)

議題は

「将来の相続対策・納税資金プラン①・②」

講師は、

江里口 吉雄先生(相続支援ネット代表・相続ファイナンシャルプランナー)でした。


先生は58歳ですが、大学卒業後、脱物質文明を求めて、

インド・ネパールを放浪しながら、精神世界の旅に出、10年間無職の世界の人で、

33歳なって、ビジネスの世界に入られ、農家の相続問題・土地活用のコンサルタント

という面白い人です。

講演会の項目のみ書いてみます。

  1. 続財産の大半は不動産であるという現実

    相続=不動産(相続とは不動産である)・・・今日の結論です。

    相続の本質は、遺産分割であり、遺産分割とは、不動産の分割である。
    相続は、各専門家(不動産・測量・登記・税金・保険)の支援が必要だと。
    今まで、本当の相続専門家がいなかった。(税理士は相続の専門家ではない。)
    相続に特化したFP(ファイナンシャルプランナー)の登場
    →これから、相続は税理士からFPにゆだねる時代に入ったと結論しています。

※H18年で、日本の相続人は104万人です。
  そのうち相続税を払った人は4.2%の4万2千人です。

 2.不動産の時価と相続税評価との乖離

  財産評価通達のでたらめ?評価

 3.相続における不動産の評価とは

    広大地(こうだいち)評価による原価要因がポイント・・・重要

  地評価の3大要素

    利用区分による適正な土地評価・・・私道・貸家建付地の評価(評基通25・26)
    不整形地の減価要因・・・不整形地の評価(評基通20)

4.遺言があっても最後は、遺産分割協議書


  子供がいない場合は、必ず遺言書を作成。
  遺言書は、必ず、公正証書遺言で。

5.相続における土地評価

6.①広大地評価とは何か。・・・・重要です。
 ②広大地評価による原価要因
 ③相続破産もある物納における広大地評価のおろるべき落とし穴

7.アパート建築の本当の相続対策


 貸家建付け地の評価減より広大地評価減を狙おう。・・・重要です。

8.相続対策としての土地活用とは何か

9.物納終焉時代の納税資金はどうすべきか

10.払いすぎた相続税は取り戻そう
  

など多彩な内容で、結論は、

  • 相続とは、不動産である。
  • 相続は各専門分野の支援が必要だが、今までその専門家がいなかった。
    (税理士は相続の専門家ではない)
  • 相続に特化したFPが必要な時代に入ったと。

今までの、相続に関する税理士さんなどの話とは違う視点の話で、

面白い講演会となりました。

目から鱗の話も聞けました。

こうした役に立つ講演会も少ないものです。

江里口先生、今日は、本当に貴重なお話ありがとうございました。

 

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