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放送大学いわきサテライトスペース公開講演会が、
いわき市総合保健福祉センターで、行われました。
「文化資源とまちづくり」
講師は、清水 修二(福島大学副学長)先生でした。
大変面白い演題ですし、今、私達が考えなければいけない問題なのですが、
残念ながら、参加者は、少なかったです。
本当に残念です。
話も具体的でしたし、写真も紹介されてわかりやすく
「まちづくり」のイメージが浮かんだのではないでしょうか。
いまなぜ「まちづくり」なのかと
- 高度成長の果実が爛熟し、傷んできたのではないか!
①長寿の夢はかなったが、長生きがリスクになってきたのではないか。
②医療技術の進歩に追いつかなくなった社会保障。
③生計の自立がもたらした家族の解体。
④若者にしわ寄せされるグローバル経済の矛盾など。 - 地域をじっくり見てみますと
①安心して子供が産めるまちですか。
②人らしく生きることができるまちですか。
③満足して死ねるまちですか。
と先生は問い、
「社会」と「会社」の間にある「地域」を
私達が新しい「生きる場」として「まち」というコミュニティを、
どのように作っていくかのヒントを様々な例を出しながら話されました。
その為には、まちづくりは演劇にも似ていると話され、
- 脚本家・・・まちづくりのストーリ
- 演出家・・・まちづくりの核になるリーダーの存在
- 俳優・・・・・主役は住民・脇役はいろいろと
- 舞台・・・・・施設・設備等のハードウェア
- お金・・・・・入場料(受益者負担)だけではなかなかできない
「総合芸術」としてのまちづくりとして
位置づけ
文化資源を利用したまちづくりを提案し
その具体例を話されました。
今後、私達は、安心して生まれ、育ち、死ねるまちを
自分達で創造していかなくてはいけないので、
今日は、貴重な話ではなかったのではないでしょうか。
清水先生、具体的なまちづくりの例も紹介されて、ありがとうございました。
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