願成寺で出していますパンフレットです。
いのしし君の子供時代は、荒れ果てて池もありませんでした。
クリックして大きくして見てください。
「いわき遺跡めぐり」・・・いわき市物産協会発行より
「行」を唱えなくても阿弥陀様を拝めばよいと。
「いわき遺跡めぐり」・・・いわき市物産協会発行より
田嶋先生レジメで、極楽を描いた絵です。
田嶋先生のレジメです。
田嶋先生のレジメです。
昨日、
「いわきヒューマンカレッジ」の「いわき学部」7回講座が始まり参加しました。
いわき学部は、定員55名に対して、181名の参加と、
日本人の歴史に対する関心が高まっていることが注目されます。
ここ数年は、関心が高まっているようです。いいことですね。
今日は、古代から、中世にかけて世の中が大きく転換していく中で、
人々は、浄土信仰に心の安らぎを求めていくようになった事を講義されました。
「極楽往生の願いと白水阿弥陀堂」
田嶋 一夫(いわき明星大学人文学部教授)先生でした。
内容は上記レジメを読んでください。
先生の結論は
- 白水の阿弥陀堂はいつ作られたのか?
1160年に作られ、浄土建築が盛んに作られた時代に作られ、
現在まで、残った意義は大きいと。
白水阿弥陀堂も、極楽浄土として作られていたし、
極楽浄土として、「観念念仏」の一つとして作られた。 - この時代、「極楽の世界」は素晴らしいという思想が広まってきた。
①出来る人と出来ない人が出てくる。(金持ちしか行けない)
②浄土思想の転換期(人間の見方に変化が現れる)
→人間は同じだという。
=庶民が認められる時代の中世。
③そうした時代の中で、「法然」が生まれてきた。
念仏に専修するだけでいいと。
すなわち、
ただ、南無阿弥陀仏と唱えるだけで極楽往生が約束されると。
→「行」を唱えた。
「行」を唱えなくても阿弥陀様を拝めばよいと。
「行」から「信」への転換
親鸞・・・・法然のおしへを発展させ、教行信証 を書きました。
すなわち
人間は救われてくるために生まれてきたと。
信ずるだけでいいと。
(罪深い悪人こそ阿弥陀様が救おうとしている人々だという考え
=浄土真宗)
↓
「信仰」という意識が確立された。
※「行」よりも「信」が大事だと。・・・・信じることの大事さを。
⑤信じた時に体で生じる感覚を大事に。
一遍・・・念仏を唱えるだけですべての人が救われると。
踊り念仏を行い、諸国を巡った。(時宗)
また、
観念念仏の時代・・・・・芸術が花ひらいた時代。
信ずる時代・・・・・・・・・芸術はいらない時代ではないかと。
田嶋先生、貴重はお話、ありがとうございました。
貴族に変わり、武士が台頭してきた時代の思想背景がわかりました。
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