今日のパンフレットです。
クリックして大きくして見てください。
今日雨の中、上記、パンフレットのように
- 「あなたからのメッセージ」入賞者表彰式
- 「あなたが主役でまちが輝く
~ご近所から始まる男女共同参画~」
・・・堀尾 正明(元NHKアナウンサー) - シンポジウム「輝く女と男~町を輝かせる仕掛け人たち~」
が行われ参加しました。
その中の、基調講演の堀尾 正明先生の講演を紹介します。
堀尾先生の基本は、警察や役所に頼らないで、
街つくりをすることの大切さ。
→あなたが主役ですの一言でした。
こうした狙いで、
「難問解決!ご近所の底力」のNKH番組が2003年5月に生まれたと。
今も続いています。
この番組とは、難問を抱えている地域などの代表20人がスタジオに登場し、
以前同じような問題を抱えている地域の解決法を参考に
問題を解決していく番組です。
こうした番運組が出来た背景には
- 日本列島の人口が、鎌倉時代・・・573人、江戸時代・・・3000万人
2004年がピーク・・・1億2千7百29万人と増加してきた歴史。
2004年以降、減少に入り、2055年には、8900万人と3900万人減ります。
( これは、大阪以南の人口が0になることを意味していますと。)
その為、経済のパイが小さくなり、
①税収が減り
②社会保障費が1,6倍に増えます。
③行政サービスが行き届かなくなります。
・・・住民に任せる。又はパワーを借りないといけなくなりますと。 - 平成11年町づくり条例が出来て、
町づくりの基本を住民が作れるようになりました。
①地方のことは、地方でやっていく時代へ。
②住民のニーズが多様化してきたこと。 - コミュニケーションの圧倒的欠落の時代
現在、一人で生きていけるツールが多くなってきた時代
→農耕民族として持っていたコミュニケーションを
どう復活させるかが大事な時代へ。
すなわち、高度成長以降の地域のしがらみをなくす・
自分の部屋を持つ・挨拶もしない社会。
から、
住民が一体となった社会の復権をしなければいけない時代ではないのかと。
そのことが、行政、警察に頼らない社会ではと。
取りあえず、自分達で困りごとを守る社会が必要ではないのかと。
そうした背景があり、この番組が始まったと。
時代にマッチしたのか、現在まで5年間続き、
180テーマの内、完全に解決したのが15件あり、
その他は、解決に向け実行中とのことでした。
その後、DVDで、1回目の「空き巣被害」の解決法を鑑賞しました。
年間100件の被害が、1年後には0になった地域の報告でした。
成功の条件
- リーダーの存在
- 頭の柔軟性
- 志の高さ の3つがあったと紹介しています。
その他、バス廃止、ゴミ対策、野放し看板などの話があり、
様々な分野で、
民間の工夫、智恵を持って活動してほしいと。
又、様々な分野での成功例が、
全国の自治体やインターネットで成功例が紹介されていますので、
参考してほしいと話されていました。
私も堀尾先生の話に同感ですね。
Ⅱ部は4人のパネリストによるシンポジウムでした。
- 湯本温泉街の活性化のお話(常磐)
- 常磐炭田の歴史を紹介し後世に残すお話(内郷)
- 勿来地区の活動紹介
など、興味あるお話でした。
こうした地域活動に私達、
一人一人が参加することが必要だと感じましたシンポジウムでした。
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