2009年1月15日木曜日

ファイナンス研究会

                         大國魂神社の風景です。
                  大國魂神社の風景です。

             以下、クリックして大きくして見てください。
             安達先生の今日のレジメです。


















一昨日、今年最初のファイナンス研究会の例会でした。

「金融環境の変化と投資の分散投資について」

講師は安達正紀(金融広報委員会アドバイザー)でした。


一年前に比べますと、考えられないくらいの金融環境の激変状況です。

そんな状況の中で、特別に今回と次回にかけて、

安達先生に講義をしていただきました。

  1. 経済の基本構造の説明
  2. 金融経済環境の変化
  3. 投資の分散について
  4. 投資の暴落時の対応について
  5. その他の資料4枚
    (内2枚は上記に載せました。)
安達先生には一昨年より、経済の見方や分散投資については、

何回か講義をしていただいていますが、

いいかどうかわかりませんが、

こうした経済の基本が壊れてしまった後で、学びますと、

現在体制の経済政策の脆弱性に呆れかえります。

一例では、アメリカのサブローンは、日本でも過去にやられたステップローンです。

日本では弊害が出てやめてしまったしろものです。

それをアメリカでは、金余りでより大々的にし、なお、住宅の値上がりで、

担保の値上がりにもお金を貸し、金融工学なるものを使って、(現在の錬金術)

その債券を証券にし、格付け会社(民間)のいい加減さ(後でわかった)に乗せられて

世界中に撒いて、(これは牛肉の偽装と全く同じ)で問題をおこしてしまいました。

儲け第一のつけがここにきて噴出したわけです。

「格付け会社」は大事ですのでその「新ルール作り」にはかなり時間がかかるでしょう。
(現在正常なものまで格付けが出来ないですので。)

それらが出来るまでは、この混乱は続くでしょう。



私は「なるほど歴史塾」で、
1年間にわたり学ぶ予定で
日本の資本主義を作りました「渋沢栄一」

を学んでいるところで、
企業モラルを説き、経営と社会貢献を説いた
渋沢栄一を学ぶ者にとっては、

現在の経営者の「経済における品性のなさ」に驚きます。

「派遣切り」にもそれがあらわれています。

「渋沢栄一」さんに、
今出てきてほしいのは私だけでしょうか。


安達先生、わかりやすい丁寧なレジメありがとうございました。
現在の経済が一目で理解できます。

来月もよろしくお願いします。

0 件のコメント: